翼のない鳥

そうだ、確かこれ・・・




『律、これ、お前にやるよ。』

『は?・・・これ、どこの?』

『んー、秘密基地、かなあ。』

『なんだよそれ。』



そうだ、これは。



『まあまあ、気になるんだったらさ、』


この、“鍵”は。






『探してみなよ。その鍵が、どこの部屋のものなのか。』






悪戯っぽい笑顔が、脳裏に蘇った。


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