愛執身ごもり婚~独占欲強めな御曹司にお見合い婚で奪われました~
「いや、〝菜緒に似て〟かわいいだよ」
「もういいって。涼介さんは男の子と女の子、どっちが希望とかある?」
「元気で生まれてきてくれたら、どっちでもいいよ」
私が持っている超音波写真を一緒に眺め、涼介さんは続けた。
「でも、男の子の方がいいかもな」
「え? どうして?」
聞いてから、もしかしたら月島不動産の跡取りを考えているのかなと思った。
涼介さんはひとりっ子なので、同族経営の月島不動産は恐らく跡継ぎを考えているだろう。
そう思ったのも束の間。
「だって、女の子で菜緒に似たら、俺心配でたまらないよ」
「心配って、なにが?」
「近づいてくる男子たちを追っ払うことで、きっと毎日頭がいっぱいだ」
本気なのか、涼介さんは辟易とした声で言った。
更に頭を抱えるような動作に、私はぷっと吹き出す。
今から門限に口うるさい父親になること間違いないし、相当な親バカになりそう。
うちの両親や兄といい勝負だ。
涼介さんは私がどうして笑っているのかわからないといった顔で首をすくめ、超音波写真を見つめていた。
「もういいって。涼介さんは男の子と女の子、どっちが希望とかある?」
「元気で生まれてきてくれたら、どっちでもいいよ」
私が持っている超音波写真を一緒に眺め、涼介さんは続けた。
「でも、男の子の方がいいかもな」
「え? どうして?」
聞いてから、もしかしたら月島不動産の跡取りを考えているのかなと思った。
涼介さんはひとりっ子なので、同族経営の月島不動産は恐らく跡継ぎを考えているだろう。
そう思ったのも束の間。
「だって、女の子で菜緒に似たら、俺心配でたまらないよ」
「心配って、なにが?」
「近づいてくる男子たちを追っ払うことで、きっと毎日頭がいっぱいだ」
本気なのか、涼介さんは辟易とした声で言った。
更に頭を抱えるような動作に、私はぷっと吹き出す。
今から門限に口うるさい父親になること間違いないし、相当な親バカになりそう。
うちの両親や兄といい勝負だ。
涼介さんは私がどうして笑っているのかわからないといった顔で首をすくめ、超音波写真を見つめていた。