寵愛紳士 ~今夜、献身的なエリート上司に迫られる~

晴久は雪乃に希望を確認し、電気は消し、サイドランプのみを点けた。

「暗くないですか」

「はい。ありがとうございます」

オレンジの光にぼんやりと包まれながら、ふたりで探り探り、ベッドへと入る。
肌触りのよい綿毛布にくるまり、布団の中にはふたり分の熱がこもった。

想像していたよりもお互いの距離が近い。

かといって背を向けるのは失礼だと思った雪乃は、ひたすらに天井に向かって目を閉じる。晴久も、ランプの光に浮かぶ彼女を見てはいけないと必死に目を逸らしていた。

こんなことではいつまで経っても眠れる気がしない。
ついに晴久は思い切って、彼女に体を向けてみる。

「細川さん。ひとつ聞きたいんですが」

「はいっ」
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