白球と最後の夏~クローバーの約束~
 
・・・・でも、なんでなんだろう。

岡田君の皮肉には、なぜか反論したくなる・・・・というか、突っかかりたくなるんだよね。


「ラ、ライバルだなんて思ってないよっ!振ったのは・・・・ごめんだけどっ。・・・・で、でもっ!とにかく“ちびっ子”は余計なの!」


怒っているのか謝っているのか。

自分でも訳が分からなくなりながら、お猿さんみたいにキーキー言っちゃう。

“ガキだなぁ!”っておちょくられているみたいで、悔しいやら恥ずかしいやら。

いい気分じゃないのは確かだし?


そうすると、今度はココちゃんに出番が回ってくる。


「百合はお子ちゃまねぇ・・・・」


そう言って、どこぞのセレブみたいに気品を漂わせて、オホホ〜♪なんて小指を立てて笑う。

それにさらに乗っかる岡田君。


「ガキ〜!ガキ〜!」


って、鼻水を垂らした昭和のガキ大将みたいに何回も言う。


『ドラえもん』なら、わたしは間違いなくのび太決定・・・・。

でも、こういうのも今しかできないから・・・・と、一応フォローしておこう。
 

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