病んでる僕と最強の勇者たち
「それじゃ、行こうぜ。

闇の魔王が支配するベルミータ国に。

オレたちがベルミータ国に日の光を取り戻すんだ」



ブライアンは大事な締めのセリフを言えたことに満足しながら、ドヤ顔でみんなを見ていた。



ブライアンはちょっと変わったとこがあるけど、それでも彼はたくさんの人たちから尊敬されている最強の勇者で、僕たちのパーティのリーダーだ。



僕はそんなブライアンをカッコいいと思っていた。



「リリーはいつでも準備OKだよ」



「私もベルミータ国に行く覚悟はできている」



大切な仲間たちが自分の意思表示をしていく中で、僕も覚悟を決めて、自分の気持ちを大切な仲間たちに伝えていた。



「僕もいつでも行けるよ。

僕はベルミータ国の人たちを救いたい。

この最強のパーティで、闇の魔王、ダーギルを倒したい」



「それじゃ、行くぜ!」



最強の勇者、ブライアンが、リーダーらしくみんなに言った。



「ベルミータ国の人たちがオレたちを待ってる。

オレたちはみんなが待ってる正義のヒーローだ!」



ブライアンのその言葉と共に、僕たちの冒険が始まった。



この仲間たちとなら、きっと闇の魔王、ダーギルを倒せる。



僕はそう信じて、仲間たちと共に歩き始めた。
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