世界でいちばんのお兄ちゃん
幸祐side

結菜が熱を出した

学校行くって、言うから

止めるのに苦労したけど

なんとか休むと言ってくれた

あれから、3時間

お昼頃

既に5人には話済み

俺は、お粥を作って結菜の部屋に向かった




幸「結菜ー、入るよ」


返事はなかったが、入った

幸「結菜ー、どーう?」

結菜は泣いていた

幸「どーしたの?」

結「あのね、熱が上がってる気がするの。

でもね、病院は嫌なの。

どーしたらいい?」


不安になっている

あれから時間が経ってるから、

そろそろ測るか
















幸「んー。高いな」

結「嫌なの」

幸「うん。わかってるけどさー、

辛いのは結菜なんだよ?

俺もついていくから行こう?」

結「いやだ!」

幸「ダメだよ!」

結「いやだ!!嫌だ嫌だ嫌だ!」

もう呆れちゃう

幸「じゃーもう知らないよ?」

結菜は黙り込んだ

幸「もう、知らない。」


俺はそれを言い残して下へ降りた
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