激愛~一途な御曹司は高嶺の花を娶りたい~
体が火照るのは太一さんだけじゃない。
私も同じ。

それから私を軽々と抱き上げてベッドルームに運んだ彼は、キングサイズの大きなベッドに私を下ろしてすぐさまジャケットを脱ぎ捨てる。

そして、唇を重ねながら、乱暴にネクタイを外して投げ捨てた。

その焦る様子を見ていると、強く求められていると感じて胸が高鳴っていく。


「ん……」


首筋に舌が這うと、甘い吐息が漏れた。


「紬。お前のいいところ、全部教えて」


そんなの、恥ずかしくて無理。
しかも、彼に触れられているだけで頭が真っ白で余裕もない。

言えない代わりに首を横に振る。
すると彼は私の手を取って指を口に含んだ。

舌を巻きつけてくる彼の表情がすさまじい色香を放っているので、全身が赤く染まっていくのがわかる。


「教えてくれないなら探すだけだ。こうやって指の先から全部調べてやる」

「指、見ないでください。傷だらけなの」


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