激愛~一途な御曹司は高嶺の花を娶りたい~
あっさり納得する彼女がかわいくてたまらない。

お前は最高の妻になる。
絶対に逃がさないぞ。


エンジンをかけて車を発進させたあと、ずっと気になっていたことを切り出した。


「あの西田っていう先輩、紬に気があったんじゃないのか?」

「まさか。いつも『そのうち花と結婚するって言いだしそうだから、さっさといい男見つけてこい』って急かされ続けてきたんですよ。それに西田さん、高校生のときから付き合っていた素敵な奥さまがいらっしゃるし」


結婚してるのか。

それを聞いて、ホッと気が抜けた。

俺、相当あの人に嫉妬してたんだな。
紬が電話で『素敵』なんて褒めるからだぞ?


「あれー。もしかして嫉妬してます?」


彼女にしては鋭い突っ込みをしてくるので、眉がピクッと動いた。


「そうだけど? 悪い?」


こうなったら開き直ってやる。


「わ……るくはないかと」


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