激愛~一途な御曹司は高嶺の花を娶りたい~
つまらない男が寄ってくるわけだし。


「そうね。でも、今度宮城グループの秘書さんを紹介してもらえるって。お兄ちゃん、副社長といつも一緒にいるみたいで、誰かいないか聞いてくれたんだって。今日は、お見合いするよの報告」


宮城副社長の紹介なら、きっと間違いない。
お見合い、か。うまくいくといいな。


「よかった。いい人だといいね」

「うん、また報告するね。恋の話はお兄ちゃんにはしにくくて、聞いてもらえるとうれしいかも」

「もちろん」


たしかに兄妹で恋の話はなかなか照れくさい。


「紬さんは、お兄ちゃんとうまくいってるよね? ケンカもしない?」

「うん。ケンカはしたことない」


太一さん、もしかして我慢してる? 

ふとそんな疑問が湧いてきて焦った。

私は彼になにひとつとして不満などなく、それどころか一緒にいると楽しくてたまらない。

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