激愛~一途な御曹司は高嶺の花を娶りたい~
お肉はアメリカで食べすぎたという彼は、焼き魚定食を。
私はエビフライ定食を注文して、食べながら話を続ける。


「遅くまで仕事をしているんだね」

「生き物が相手なので、できるだけケアしてあげたくて。明日でもとは思うんですけど、今日手を入れてあげたほうが長くきれいな花を見せてくれるので」


私が答えると彼は満足そうにうなずく。


「重森さんは、本当に花を愛してるよね」
「花のことばかりで飽きますよね」


お見合いのときから仕事の話ばかりだ。

花のことしか頭にない欠陥人間とあきれられた経験があるのに、学習しないな、私。


「飽きたりしないよ。もっと聞かせてほしいくらいで」


そうなの? 
とはいえ、これ以上はまずいかもしれないと思い、話を変えることにした。


「よかったです。宝生さんは出張が多いんですか?」

「少なくはないかな。しかも突然入ることがあって。そういうの、嫌?」

「んっ?」

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