激愛~一途な御曹司は高嶺の花を娶りたい~
宝生さんがそこまでしてくれたなんて、感激だ。


「重森さんの腕のよさは知っていたから胸を張って推薦できたよ。実際、宮城専務は大絶賛してる。それによく真面目にコツコツ働くいい子だねと話しているんだ」


待って。
宮城グループでの仕事も、ずっと見られていたということ?


「宝生さん、宮城グループにも行かれているんですか?」


話を聞いていると、単に知り合いがいる程度ではなさそうだ。


「黙っててごめん。宮城グループは俺の一番大きなクライアントで、週に三日は足を運んでる。しかもわりと長時間。だから、重森さんが作業している姿を何度も見かけたことがあって。でも俺が紹介したとわかったら、また気にするだろうなと思って、声をかけられないでいたんだ」

「そんな。お礼くらい言わせてください」

「あはは」


彼は照れくさそうに笑うが、私は胸がいっぱいだった。

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