だれよりも近くて遠い君へ
滑らかなメロディに、夜空を思い浮かべる。
早く夜になればいいのに。
眩しい光も、陽気な温かさもいらない。
暗く静かな夜が欲しい。優しく輝く星を見たい。
コンビニの、聴きなれた音楽を耳にしながら、コンビニに入る。
強めの炭酸と、大好きなラムネを持って、レジに行く。
完全に遅刻だけど別に気にしない。
レジのお兄さんにお礼を言ってから、コンビニを出る。
しつこいんだけど、これは常識だからね。お礼は大切だよ。
「うわっ、なんでいるの」
「春がコンビニ行くって言ったんだろ」
「バイバイって、したよね?」
笑顔でしたと思うんだけど、なんで付いてきてんの?
「俺は返事してないだろ」
なるほどね、俺はいいって言ってないから、離れないんだ。
本当にめんどくさい、この幼なじみ。
「はいはい、ごめんね。返事も聞かなくて。ってか、さくは単位やばいんじゃないの」
早く夜になればいいのに。
眩しい光も、陽気な温かさもいらない。
暗く静かな夜が欲しい。優しく輝く星を見たい。
コンビニの、聴きなれた音楽を耳にしながら、コンビニに入る。
強めの炭酸と、大好きなラムネを持って、レジに行く。
完全に遅刻だけど別に気にしない。
レジのお兄さんにお礼を言ってから、コンビニを出る。
しつこいんだけど、これは常識だからね。お礼は大切だよ。
「うわっ、なんでいるの」
「春がコンビニ行くって言ったんだろ」
「バイバイって、したよね?」
笑顔でしたと思うんだけど、なんで付いてきてんの?
「俺は返事してないだろ」
なるほどね、俺はいいって言ってないから、離れないんだ。
本当にめんどくさい、この幼なじみ。
「はいはい、ごめんね。返事も聞かなくて。ってか、さくは単位やばいんじゃないの」