マリンブルーの囁き



そのまた翌日。
さすがに学校を休むわけにはいかないから重たい身体を引きずるようにして登校した。

数えきれないほど行きたくないと思ったけれど、友達とくだらないことを話して笑い合っていると何も考えなくて済んだ。
ひとりきりで部屋に籠っているよりかは幾分か気持ちが楽だった。


けど、よりにもよって今日は第2月曜日。それが意味することは、図書委員の業務があるということ。


帰りのホームを終え、ぞろぞろと教室を出て行くクラスメイトたちを横目で見送っては、机の上に無造作に置かれたスクールバックに視線を戻して、はぁ…と小さく溜め息を吐いた。

登校する時よりもずっと重くなった身体をなんとか動かして、教室を出る。

そのまま図書室の方向へと進ませようとした足は、ぴたりと止まる。




「……、」


止まった足が、竦《すく》む。

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