じれったい恋愛…~運命の人に気づくまで~
『うん、あるよ~!
ほら、陸上部の田神っているじゃん!
あいつとけっこう仲いいんだけど、あいつの家がこっちの方なんだよね。
遊んだりするときは、けっこうこっちの方に来ることも多くてさっ!』
『そうなんだ~!
それで、その時も?』
『うん、何となくあの店の前を通って、もしかしたら緑川さんいるかなーって見たけど、居なかったんだよね』
『そうだったの?じゃあ、きっと休みの日だったんだね。
今日はいるよ~(笑)』
『(笑)だね。行ってみちゃおうかな~っ!』
『うん。おいでおいで!
ちょっとサービスするよ~(笑)』
『本当に?』
『うん。ちょっとポテト多めに入れたり、ドリンクもちょっと量を多めにしたり…(笑)』
『本当に行っちゃおうっかなー!』
そんな会話を楽しんでバイト先まで一緒に来てしまった。