一夜の艶事からお見合い夫婦営みます~極上社長の強引な求婚宣言~


◇◇◇◇◇

誰かの腕に守られながら目覚める朝が、実花子に途方もない幸せをもたらせる。
目を開けると拓海がすぐそばにいて、綺麗な寝顔に思わず見惚れた。

昨夜は拓海に求められるままに何度も抱き合い、愛の言葉を囁き合い、文字通り心も体も固く結ばれた。
夜更けまでそうしていたのに、ベッドサイドにある時計はまだ七時。幸せなせいか目覚めが良好だ。

ゆっくりと瞼を開けた拓海が実花子を見て微笑む。罪な笑顔だとつくづく思う。実花子は朝からドキッとさせられた。


「おはよう」
「おはようございます」


挨拶を交わし合い、唇を重ねる。


「体、大丈夫? 昨夜ちょっと無理させたから」
「だ、大丈夫です」


そんなことを聞かれると、即座に昨夜のシーンが蘇って顔が熱くなる。


「実花子があんまりかわいくてさ」
「やめてください」
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