一夜の艶事からお見合い夫婦営みます~極上社長の強引な求婚宣言~
白鳥も心配しすぎだ。ひと晩、湿布でも貼れば治る。
「いや、やっぱりダメだ。病院へ行こう。骨に異常があったりしたら大変だ」
高木はそう言うなり、あろうことか実花子を抱き上げた。しかも横抱きだ。
「あ、あの! 先生! 下ろしてください!」
「おいおい、暴れないでくれよ」
じたばたもがく実花子を宥める。
「実花子ちゃん、危ないからじっとしてないとダメだ」
白鳥まで高木に加勢だ。そして、スマートフォンを取り出してタクシーまで呼びつける。
「でも!」
重いし、なにより恥ずかしい。
「片足でケンケンして歩きますから!」
「危ないから却下」