一夜の艶事からお見合い夫婦営みます~極上社長の強引な求婚宣言~
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それから一ヶ月がまたたく間に過ぎていった。
実花子の足はあれから一週間程度で良くなり、今はまったく問題なく仕事へ行っている。
久しぶりに一休のドアを開けると、やはりというか、そこに白鳥の顔を見つけた。
「よう! 実花子ちゃん」
「足のほうはどうだい?」
白鳥に会うのも久しぶりだ。
怪我で仕事を休んでいるときに、一度だけ拓海と一緒に自宅にお見舞いがてら、日本酒を持ってきてくれた以来である。
「もう、このとおり」
その場で駆け足をしてみせる。もう全然痛みもない。
「それはよかった」
そう言うと、白鳥は空いている自分の隣の椅子を引いた。
「あれからふたりはうまくいってるみたいだね」