皇女殿下の幸せフェードアウト計画
「ウルスラも下がっていいわ。今日はレース編みをして過ごしたいの」
「イリス様、本日はこれよりドレスのデザイナーが最終チェックに……」
「私がいなくてもどうとでもできるでしょう? 私は、静かに、レース編みを、したいの。わかった?」
一言一句区切って言えば、ウルスラは少しだけ眉を顰めて私を見て、そのまま綺麗なお辞儀をした。
ふふん、どうよ、ワガママ姫も大分板についてるんだから!
(反論されたらどうしようかって思ったけど……いやいや、弱気になってちゃだめだめ)
記憶を取り戻してから今日まで何とか誤魔化しつつやってきたけど、正直その思い出した記憶と一緒に性格も前世よりになっちゃったのか、ちょっとしたことでついつい謝っちゃいそうになるわ申し訳なくなるわ遠慮したくなるわでこの皇女キャラ、相当辛いんだよね……!!
(でも一応言い訳しておくと、私が意図せずワガママを言ったこともあるのよね……別にあそこでワガママを言うつもりはなかったのよ。そう、これっぽっちも!)
「イリス様、本日はこれよりドレスのデザイナーが最終チェックに……」
「私がいなくてもどうとでもできるでしょう? 私は、静かに、レース編みを、したいの。わかった?」
一言一句区切って言えば、ウルスラは少しだけ眉を顰めて私を見て、そのまま綺麗なお辞儀をした。
ふふん、どうよ、ワガママ姫も大分板についてるんだから!
(反論されたらどうしようかって思ったけど……いやいや、弱気になってちゃだめだめ)
記憶を取り戻してから今日まで何とか誤魔化しつつやってきたけど、正直その思い出した記憶と一緒に性格も前世よりになっちゃったのか、ちょっとしたことでついつい謝っちゃいそうになるわ申し訳なくなるわ遠慮したくなるわでこの皇女キャラ、相当辛いんだよね……!!
(でも一応言い訳しておくと、私が意図せずワガママを言ったこともあるのよね……別にあそこでワガママを言うつもりはなかったのよ。そう、これっぽっちも!)