皇女殿下の幸せフェードアウト計画
「フォルセティ殿」
恥ずかしさが天元突破した私が身動きできずにいると、私の横から静かな声がした。
なんだか、そう。すごく、冷たい声だった。
「私もここにいるのだけれど?」
「知っている」
リリスお姉様が、絶対零度の眼差しでフォルセティを睨んでいる。
ああ、もしやリリスお姉様はフォルセティのことが好きなのだろうか。だとしたら私は身を引くのが一番良いのでは? だって主人公同士だし。
そう思った私が口を開きかけた所で、ぎゅぅっとリリスお姉様に抱きしめられた。
(あれ?)
何で抱きしめられたんだろう。
そう思う私の頭上で、リリスお姉様の声がする。
「貴方のことは武人として尊敬しますが、だからと言って可愛い妹を軽々しく口説くようなことは許しません!」
「軽々しくとは心外だ。おれは、誠心誠意、イリス姫に対しこの心情を伝えたに過ぎない」
「そういうところです。いくらお父様と将軍が認める武人であろうと、私の目があるところでそのような真似は許しません」
お、お姉様……かっこいい!
どうしよう、ここまではっきりきっぱりと私を『家族として』守ろうとしてくれる姿勢を見せてくれた人は初めてで、思わず感動してしまった。
恥ずかしさが天元突破した私が身動きできずにいると、私の横から静かな声がした。
なんだか、そう。すごく、冷たい声だった。
「私もここにいるのだけれど?」
「知っている」
リリスお姉様が、絶対零度の眼差しでフォルセティを睨んでいる。
ああ、もしやリリスお姉様はフォルセティのことが好きなのだろうか。だとしたら私は身を引くのが一番良いのでは? だって主人公同士だし。
そう思った私が口を開きかけた所で、ぎゅぅっとリリスお姉様に抱きしめられた。
(あれ?)
何で抱きしめられたんだろう。
そう思う私の頭上で、リリスお姉様の声がする。
「貴方のことは武人として尊敬しますが、だからと言って可愛い妹を軽々しく口説くようなことは許しません!」
「軽々しくとは心外だ。おれは、誠心誠意、イリス姫に対しこの心情を伝えたに過ぎない」
「そういうところです。いくらお父様と将軍が認める武人であろうと、私の目があるところでそのような真似は許しません」
お、お姉様……かっこいい!
どうしよう、ここまではっきりきっぱりと私を『家族として』守ろうとしてくれる姿勢を見せてくれた人は初めてで、思わず感動してしまった。