皇女殿下の幸せフェードアウト計画
「そうだな、おれはまだ姫のことを知らないのだろう」
「ええ、そうよ。その通りだわ、だから」
「だから、おれは姫のことをもっと知ろうと思う。初めは礼を言うためにその姿を目で追った。愛らしいなと思った」
「え、あの」
「次いでアルトロの話を聞いて、貴女の様子を知った」
「ちょ、ちょっと待って」
私の静止の言葉を聞かず、フォルセティは薄く笑みを浮かべる。
待って、リリスとウルスラが見ているのになにこの羞恥プレイ! いや二人っきりだったらもっと困るんだけどね!?
口から心臓が飛び出そうなほどドキドキし始めたし、耳まで真っ赤になっていると思う。自分でも暑くてたまらないもの。
「あの日の事件での気丈な振る舞いも、その後に凛として立つ姿も、いずれも好ましいものだ。おれは、貴女をもっと知りたい」
「え、あ、う……」
これは、本当に、口説かれていると思っていいのだろうか?
さすがにここまで言われて『皇位継承権を持っているから』だけで好意を持っているとは思えなかった。というか、思いたくない。
どうしよう、すごく嬉しいのに、声がまるで出てこない。
口を開いたら心臓が飛び出そうだ!
「ええ、そうよ。その通りだわ、だから」
「だから、おれは姫のことをもっと知ろうと思う。初めは礼を言うためにその姿を目で追った。愛らしいなと思った」
「え、あの」
「次いでアルトロの話を聞いて、貴女の様子を知った」
「ちょ、ちょっと待って」
私の静止の言葉を聞かず、フォルセティは薄く笑みを浮かべる。
待って、リリスとウルスラが見ているのになにこの羞恥プレイ! いや二人っきりだったらもっと困るんだけどね!?
口から心臓が飛び出そうなほどドキドキし始めたし、耳まで真っ赤になっていると思う。自分でも暑くてたまらないもの。
「あの日の事件での気丈な振る舞いも、その後に凛として立つ姿も、いずれも好ましいものだ。おれは、貴女をもっと知りたい」
「え、あ、う……」
これは、本当に、口説かれていると思っていいのだろうか?
さすがにここまで言われて『皇位継承権を持っているから』だけで好意を持っているとは思えなかった。というか、思いたくない。
どうしよう、すごく嬉しいのに、声がまるで出てこない。
口を開いたら心臓が飛び出そうだ!