皇女殿下の幸せフェードアウト計画
若干ビビりながらもお姉様が座ったのを確認しつつ私も座る。
「姫様がたもお揃いですし、まずはお喜び申し上げさせていただきます」
諸侯の代表役としてロベルトが満面の笑みを見せて深々とお辞儀をした。
そしてそれに一拍遅れて、諸侯たちが揃って同じように深くお辞儀をする。陛下はそれを受けて鷹揚に頷いて、全員に座るよう手で指示を出しただけだった。
全員が座った後も、ロベルトはとても嬉しそうに笑顔を浮かべ、口を開いた。
「本当になんと喜ばしいことでしょうか、陛下の御子がお二人とも神々の恩恵を授かるなどアルセイド帝国始まって以来の出来事です。かようにめでたき日にこの場に同席できること、どれほど栄誉なのかと……!!」
彼の場合は性善説でできているような人物だから、この喜びの表情には何の裏もないんだと思う。単純に、本当に、心の底から喜んでいる。
「リリス様が『恩恵』をお持ちで、神の啓示によれば人々を導く役目を担われるとか。これほど帝国にとって喜ばしい話はございません」
「……で、あるか」
「そしてイリス様も、稀なる後天的な『恩恵』を神より賜った御方として国民がどれほど誇らしく思うことか! その秘めていた優しさを、神はきちんとご覧だったのです!!」
「姫様がたもお揃いですし、まずはお喜び申し上げさせていただきます」
諸侯の代表役としてロベルトが満面の笑みを見せて深々とお辞儀をした。
そしてそれに一拍遅れて、諸侯たちが揃って同じように深くお辞儀をする。陛下はそれを受けて鷹揚に頷いて、全員に座るよう手で指示を出しただけだった。
全員が座った後も、ロベルトはとても嬉しそうに笑顔を浮かべ、口を開いた。
「本当になんと喜ばしいことでしょうか、陛下の御子がお二人とも神々の恩恵を授かるなどアルセイド帝国始まって以来の出来事です。かようにめでたき日にこの場に同席できること、どれほど栄誉なのかと……!!」
彼の場合は性善説でできているような人物だから、この喜びの表情には何の裏もないんだと思う。単純に、本当に、心の底から喜んでいる。
「リリス様が『恩恵』をお持ちで、神の啓示によれば人々を導く役目を担われるとか。これほど帝国にとって喜ばしい話はございません」
「……で、あるか」
「そしてイリス様も、稀なる後天的な『恩恵』を神より賜った御方として国民がどれほど誇らしく思うことか! その秘めていた優しさを、神はきちんとご覧だったのです!!」