皇女殿下の幸せフェードアウト計画
私は動揺を誤魔化すようにお茶を飲んだ。
「クローディアによれば、予言はふと頭に思い浮かぶのだそうです。それを彼女が言葉にする」
「え……?」
「我々にその真偽を確認する術はありません。ですが、彼女は内乱を予言し、私に助けを求める手紙を寄越した」
「いずれ来る内乱の首謀者が叔父上だということを、僕も聞きました。両親は、信じませんでしたが」
どういうことだろう? ギフトも設定と同じように、違うんだろうか。
私の設定の中ではこう……第三者が彼女の口を借りて喋るんだから、彼女自身の頭の中にどうこう、じゃなかったはずなんだけど。
違うんだろうか……。
「今回アルセイドを頼ったのも、彼女が天啓を受けたからだと……きっとアルセイドで救いを得ることができると。確かに受け入れてもらって我々としては助かりましたが、クローディアはきっとそのことで責任感から焦っているのだと思います」
「そう、なのですね……」
なるほど、とにかく『予知』についてはよくわからないけれど、彼女がこのアルセイドへと行くことを決めて二人を連れてきた以上、成果を上げないといけないわけね。
だからって二人のうちどちらかをお婿にやるから兵を出せっていうのは暴論な気がするけれど……まさかそれ、諸侯にも言ってないよね?
「クローディアによれば、予言はふと頭に思い浮かぶのだそうです。それを彼女が言葉にする」
「え……?」
「我々にその真偽を確認する術はありません。ですが、彼女は内乱を予言し、私に助けを求める手紙を寄越した」
「いずれ来る内乱の首謀者が叔父上だということを、僕も聞きました。両親は、信じませんでしたが」
どういうことだろう? ギフトも設定と同じように、違うんだろうか。
私の設定の中ではこう……第三者が彼女の口を借りて喋るんだから、彼女自身の頭の中にどうこう、じゃなかったはずなんだけど。
違うんだろうか……。
「今回アルセイドを頼ったのも、彼女が天啓を受けたからだと……きっとアルセイドで救いを得ることができると。確かに受け入れてもらって我々としては助かりましたが、クローディアはきっとそのことで責任感から焦っているのだと思います」
「そう、なのですね……」
なるほど、とにかく『予知』についてはよくわからないけれど、彼女がこのアルセイドへと行くことを決めて二人を連れてきた以上、成果を上げないといけないわけね。
だからって二人のうちどちらかをお婿にやるから兵を出せっていうのは暴論な気がするけれど……まさかそれ、諸侯にも言ってないよね?