皇女殿下の幸せフェードアウト計画
いやいやだめでしょそれじゃ物語は進まない!

というか、すでに城内では彼の人気はうなぎのぼりで部屋に引きこもっている私の所にまで聞こえてくるくらいなんだから、処されるとかそれはない。

だってこの国は、武人がとても尊敬される。ただ強いだけじゃダメなのだ、戦士としての品格とか振る舞いも必要だ。

その点、フォルセティは私が理想としていたものを持ったままで……つまり、完璧。

(今だって周囲の人たちの視線が、痛いくらいだもの)

なんで私と踊ってるんだっていう嫉妬の眼差しが怖い。

優越感とかまるで感じない。ただただ恐ろしい! だからって目の前に集中すると今度はフォルセティの厚い胸板が……ひぇ、どうしたらいいの……。
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