皇女殿下の幸せフェードアウト計画
私はひどく混乱していた。

そりゃそうだと思う、私の計画だと老将軍にダンスの申し込みをして断られて、将軍が他の者に水を向けようが気にせず退出。

そして皇帝陛下の休憩の間へご挨拶という形でリリスと対峙するっていう計画だったのよ。
なのに! どうして!

(私はフォルセティと踊ってるの……!?)

そりゃ踊りたいと思ってました。心の底から思っておりましたとも。

だって理想の男性よ? 近くで拝みたいと思うしなんなら握手してくださいってもんだもの。でもそれじゃ私の大いなる目的をつい忘れちゃいそうじゃない。

いやでも実際問題これはすごい、破壊力は抜群だ!

違う、ゲームみたいにそんな文章が頭に浮かんだけど違うから!!

「あなた、何を考えているの。不敬で処されたいのかしら?」

「……それでも良いと思った」

「は!?」
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