皇女殿下の幸せフェードアウト計画
「私に会いに来てくれたのでしょう? 嬉しいわ」
「……このところ、お花を、いただいておりましたの、で」
「ええ。直接会いに行きたかったのだけれど城内の人たちから咎められてしまって。でも貴女から会いに来てくれるなんて!」
「……花を、ありがとう、ございました。けれど、もう寄越さなくても良いですわ」
どう伝えたものだろう。とりあえずお礼は言えたし後はこのショールをプレゼントしたい。
だけど花はこれ以上いらないの。私の部屋、すでにもらった花で花瓶がいっぱいだからね……!
でも言い方が悪かったんだと思う。
リリス越しに見た皇帝陛下の顔のすごいこと。鬼みたいだと思ったところで私が訂正を言おうにも、もう陛下はずんずんこちらに歩み寄ってきていた。
「リリスの心遣いを何と心得ておる!」
大きな声で怒鳴られて、体がびくりと竦んだ。
ああ、そういうつもりじゃなかったのにどうして私は言葉選びを……確かにそういう風に受け取れてしまうから、リリスだってきっと嫌な気分になったに違いない。
「……このところ、お花を、いただいておりましたの、で」
「ええ。直接会いに行きたかったのだけれど城内の人たちから咎められてしまって。でも貴女から会いに来てくれるなんて!」
「……花を、ありがとう、ございました。けれど、もう寄越さなくても良いですわ」
どう伝えたものだろう。とりあえずお礼は言えたし後はこのショールをプレゼントしたい。
だけど花はこれ以上いらないの。私の部屋、すでにもらった花で花瓶がいっぱいだからね……!
でも言い方が悪かったんだと思う。
リリス越しに見た皇帝陛下の顔のすごいこと。鬼みたいだと思ったところで私が訂正を言おうにも、もう陛下はずんずんこちらに歩み寄ってきていた。
「リリスの心遣いを何と心得ておる!」
大きな声で怒鳴られて、体がびくりと竦んだ。
ああ、そういうつもりじゃなかったのにどうして私は言葉選びを……確かにそういう風に受け取れてしまうから、リリスだってきっと嫌な気分になったに違いない。