【完】溺愛したいのは、キミだけ。
私が尋ねると、ちょっと考えたように黙り込む玲くん。


「んー……じゃあ、毎日放課後デートして」


「えっ!?」


思わぬ答えが返ってきてビックリする。


ま、待って。デートってそれ、本気で言ってるのかな?


なんで私と……。


でも、玲くんとだったらべつに、嫌ではないかもしれない、なんて。


「ま、毎日はちょっと、難しいかなぁ。週に2回くらいなら……」


真面目に考えて返事をしたら、玲くんはまた噴き出すように笑った。


「ぷっ、冗談だよ。俺もそんな暇じゃねぇわ」


「……なっ! そ、そっか。そうだよね」


なんだ、冗談だったのか。私ったら真に受けてちょっとドキッとしちゃったよ。


「でも、嫌じゃないの? 俺といるの」


……え?



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