平凡な私の獣騎士団もふもふライフ
それって、もしかして一人の女性として、ということ……? でも普段から意地悪で大人な団長様が、自分をそんな風に見るだなんて有り得ないはずだし……。
ぐるぐると赤面で考えすっかり大人しくなったリズを、カルロがタイミング良く寄越し向けた。
「さぁ、おいでリズ」
ジェドが両手でリズを抱き上げて、自分の前に座らせる。
「えっ、あ、待ってください団長様。さっきのどういう意味なんですかっ?」
「ここにきてその質問か。本当に初心なんだな、その反応も面白い」
がばっと振り返られたジェドが、リズの混乱の涙目を受け止めて「くくっ」と笑う。
「そのまぁいい、しばらく俺のことだけ意識してろ」
「もしかして、からかっただけなんですか!? あっ、ちょ、カルロなんで駆け足になるの? 団長様もなんでぎゅっとするんですか!」
「落ちないように支えてやっているだけだが?」
意識して恥じらいじたばたするリズは、耳元で囁かれてますます頬を染める。腹に回されているたくましい腕に、更にぎゅっとされて言葉も出なくなった。
と、カルロが一気に駆け出て空に飛び出した。
「このまま少し散歩といこうか、カルロ」
「きゃあああ!? いきなりなんで飛んでるのおおおおお!?」
お仕事はどうしたの、とリズの悲鳴が響き渡る。下にいた獣騎士達が笑って目で追い、相棒獣達が見上げ、幼獣舎からも「みゅーっ!」という愛らしい見送りの声援が飛んだ。
ぎゃあぎゃあ騒ぐリズに対して、めでたく相棒騎士と相棒獣となったばかりの男一人とオス一頭は、なんだか揃ってとても楽しそうだった。
ぐるぐると赤面で考えすっかり大人しくなったリズを、カルロがタイミング良く寄越し向けた。
「さぁ、おいでリズ」
ジェドが両手でリズを抱き上げて、自分の前に座らせる。
「えっ、あ、待ってください団長様。さっきのどういう意味なんですかっ?」
「ここにきてその質問か。本当に初心なんだな、その反応も面白い」
がばっと振り返られたジェドが、リズの混乱の涙目を受け止めて「くくっ」と笑う。
「そのまぁいい、しばらく俺のことだけ意識してろ」
「もしかして、からかっただけなんですか!? あっ、ちょ、カルロなんで駆け足になるの? 団長様もなんでぎゅっとするんですか!」
「落ちないように支えてやっているだけだが?」
意識して恥じらいじたばたするリズは、耳元で囁かれてますます頬を染める。腹に回されているたくましい腕に、更にぎゅっとされて言葉も出なくなった。
と、カルロが一気に駆け出て空に飛び出した。
「このまま少し散歩といこうか、カルロ」
「きゃあああ!? いきなりなんで飛んでるのおおおおお!?」
お仕事はどうしたの、とリズの悲鳴が響き渡る。下にいた獣騎士達が笑って目で追い、相棒獣達が見上げ、幼獣舎からも「みゅーっ!」という愛らしい見送りの声援が飛んだ。
ぎゃあぎゃあ騒ぐリズに対して、めでたく相棒騎士と相棒獣となったばかりの男一人とオス一頭は、なんだか揃ってとても楽しそうだった。

