君とみたあの夏の流星群。
碧都は、本当にズルいと思う。
私が嫌って言わないのを分かってるくせに、聞いてくるから。
「……い、やじゃない」
「そう、ならこのままで。今日は、デート、楽しもう」
「……っ」
やっぱり、デートだったんだ。
碧都もそう思ってくれていたと知って、私の胸は高まっていくばかり。
いつも、私だけが碧都にドキドキさせられる。
碧都に繋がれた左手が熱い。
このままずっと、この瞬間が続いてくれればいいのに……
そう思わずにはいられなくなった。