君とみたあの夏の流星群。

「嘘、我慢しないで、ほら、少し休もう?」


「うん、ありがとう」


促されるまま、私は、近くにある椅子に座らせられた。


「どう?落ち着いた?」


少し経ってから、瑠奈ちゃんは心配そうに私に聞いてくる。


「うん、もう、大丈夫だよ。瑠奈ちゃん、ありがとう」


「星祈、疲れた時はすぐに言って?ね?」


「うん」


瑠奈ちゃんにまで心配かけちゃダメだよね。


今度からは、体調悪くなる前にちゃんと、対策取らないと。


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