好きなんだから仕方ない。
「実はエイミア様と文通の約束をしたのですが、返事が来るどころか送った手紙が戻ってくる事態でして。何かご存知ではないかと思いまして」
「あなたもでしたか。・・・分かりました。こちらで情報を得られないか探ってみます」
「宜しくお願い致します」
主人とはこれで別れた。俺だけじゃなく、主人も受け取ってもらえていないとは。てっきり城からの手紙だけを拒否しているのだと思っていたが違ったのか。
送り返されたという手紙を見ても、中を見た後で送り返されたという訳ではない。そこも俺の出した手紙と同じだ。
誰かが故意に外部との接触を遮断しているという憶測が濃厚になってきた。城に持ち帰ってヅヌダクの意見を聞いた方が良いかもしれない。
もし俺の憶測が当たっていたらエイミア様は故郷に監禁されているという事になる。そうなれば縛られ、ろくな食事を与えてもらっている保証も出来ない。身の安全も心配だ。
「あなたもでしたか。・・・分かりました。こちらで情報を得られないか探ってみます」
「宜しくお願い致します」
主人とはこれで別れた。俺だけじゃなく、主人も受け取ってもらえていないとは。てっきり城からの手紙だけを拒否しているのだと思っていたが違ったのか。
送り返されたという手紙を見ても、中を見た後で送り返されたという訳ではない。そこも俺の出した手紙と同じだ。
誰かが故意に外部との接触を遮断しているという憶測が濃厚になってきた。城に持ち帰ってヅヌダクの意見を聞いた方が良いかもしれない。
もし俺の憶測が当たっていたらエイミア様は故郷に監禁されているという事になる。そうなれば縛られ、ろくな食事を与えてもらっている保証も出来ない。身の安全も心配だ。