蜜月身ごもり婚~クールな旦那様のとろ甘な愛に溺れそうです~【華麗なる結婚シリーズ】
あれから一カ月、私の毎日は激変した。式の準備も驚くほど速く進んでいく。
いろいろ大変な打ち合わせは、当事者を抜いて行われていくし、結婚ってなんだろう? そんなことを思うこともあるが、〝政略結婚”なのだからこんなものなのかもしれないと思いなおす。
「ねえ、鏡花。これいいんじゃない?」
ぼんやりとされるがままになっていた私はハッとして、鏡に映る自分をみた。
昨日急に、お母さんから『明日衣装の打ち合わせに行くわよ』と連絡があり私はこの場にいる。
とてもいいものだろう、牡丹の真っ赤な花が美しい打掛を羽織っている自分を他人事のように見ていた。
華やか過ぎて気後れしそうだが、お母さんと蓮人兄さまのお母様である由紀子さんははキャキャと楽しそうだ。
「素敵だと思います」
着物が。それは言葉には出さず心の中で小さくため息を付く。
いろいろ大変な打ち合わせは、当事者を抜いて行われていくし、結婚ってなんだろう? そんなことを思うこともあるが、〝政略結婚”なのだからこんなものなのかもしれないと思いなおす。
「ねえ、鏡花。これいいんじゃない?」
ぼんやりとされるがままになっていた私はハッとして、鏡に映る自分をみた。
昨日急に、お母さんから『明日衣装の打ち合わせに行くわよ』と連絡があり私はこの場にいる。
とてもいいものだろう、牡丹の真っ赤な花が美しい打掛を羽織っている自分を他人事のように見ていた。
華やか過ぎて気後れしそうだが、お母さんと蓮人兄さまのお母様である由紀子さんははキャキャと楽しそうだ。
「素敵だと思います」
着物が。それは言葉には出さず心の中で小さくため息を付く。