蜜月身ごもり婚~クールな旦那様のとろ甘な愛に溺れそうです~【華麗なる結婚シリーズ】

「あら、赤よりさっきの淡いブルーの打掛の方がいいって」
あっさりとすぐに返事が返ってきたことに驚いたが、蓮人兄さまが選んでくれたことが素直にうれしい。

「鏡花どうする?」
お母さんの言葉に、私は思い切って言葉を発した。
「ブルーのにしようと思います」
「そうね。蓮人君が喜ぶのが一番だわ」
意外にもまともなセリフを言ったお母さんに驚きつつ、私の衣装合わせはなんとか終わった。

「鏡花、これからどうするの? 由紀子さんと下のラウンジでお茶していこうと思うけど」
楽し気にアフタヌーンティーの話をしていたお母さんは、おもむろに私をみた。
「今日は、このあと美沙子と約束があるの」
「ああ、美沙子ちゃんと。よろしく伝えてね」
ヒラヒラと手を振ると、お母さんたちは行ってしまった。
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