トップリーガーの恋~おまえの心にトライする~
「車で来ているので、助手席に乗って下さい」と自然にエスコートしてくれる。

「はい。お邪魔します」
澪が乗り込むとドアを閉め、自分も運転席に乗り込む湊斗。

「好き嫌いはありますか?」

「いえ。特には」

「個室のある和食のお店でもいいですか?」

「はい」

車で30分位なので、会話を楽しむのには最適だ。

「本城さんは、普段食事はどうされてるんですか?」

「私ですか?私は、あまり外食をしないので毎日自炊です。福田さんは?」

「俺は、練習帰りに食べて帰る事が多いですね。祖父母の家も近いので、たまに食べさせてもらってます。自炊は、殆どしないです」

「お祖父様、楽しい方ですね。お祖母様もとても素敵です」

「顔を出していただいてると聞きました。祖父も喜んでました。本当にありがとうございます」

「私は何も。私がおふたりに元気をもらってます」

普段の隙のない澪とは違い、プライベートで話をすると更に惹かれる湊斗。

< 84 / 154 >

この作品をシェア

pagetop