君がいたから

「少しは飲めたんだね。
えらいよ。じゃあしばらくここにいるから寝な」

「………うん」

蓮は他にも仕事があるのに
いっしょにいてくれるのも悪い…

でも、ひとりぼっちになるのは怖くて
蓮の優しさに甘えてしまう。



「はぁ、気持ち悪いよ… 」


まだ胃のムカムカが残っていて
眠れなさそうだったけど、動く元気はないからベットに倒れ込む。



「辛いからゆっくり休もうな…」


まだ朝だったからカーテンを閉めても明るさを感じた。

けど、蓮が手でそっと目隠しをしてくれて、視界が真っ暗になる。



そして、もう一つの手でお腹をゆっくりと撫でられる。

心地よい手の動きで
気持ち悪さも少しはましになってきた。


だんだんとウトウトしてきて、そのまま
眠ってしまう。



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