何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜

「きらら、早くっ遅れちゃうよぉ。」

遅刻しそう。

早くっ!

「んぐんぐ。」ときららはパンを口に詰め込み支度を始めた。

「きらら、ここを出たら私の名前は星花だよ。これでよろしくね!」

念の為、もう一度言う。

私が変装している時は星花。

してない時は花。

そんな感じかなぁ。

特に春の前では絶対に星花でいかないとっ。

じっくりと攻めていかないと。


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