何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜

あの高校に転校して、花と話すことだけでも幸せだった。

でも、俺はその"幸せ"をこの手で手放したんだ。

いや、手放すしか俺の心は許さなかった。

俺自身がっ・・・。



「ねぇ、この後遊ばな~い?」

普通に街を歩いてた。

そしたら2人の女が俺に声をかけてきた。

「失せろっ・・・」

近づくな...。

香水くさい。笑顔も胡散臭い。

花はもっといい匂いで笑顔が可愛かったな...。

花はっ・・・。

「いいじゃな~い。」

懲りないな、この女ども。
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