直球すぎです、成瀬くん
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「へえ〜柚のとこは京料理屋さんだったんだ〜綺麗だね…!」
「うん、どれもすごく美味しかったよ…!」
ホテルに戻ったあとは百叶と一緒に温泉に入りに行き、部屋に戻り同じ部屋の4人で、今日食べた夕食の写真を見せ合っていた。
「なーんかあっという間だったねー」
同じ部屋のもう2人の女子が、写真を見ながらこぼした。
「ね、秒だった」
「明日帰るとか信じらんないー」
ベッドの上でジタバタ足を動かす。
「楽しかったよね」
百叶もそれに同意すると、ベッドにごろんと転がった。
「……また、京都に遊びに来たいなあ」
私もつられて言葉をこぼすと、3人は起き上がって私を見た。
……あれ、私変なこと言ったかな……
「ねー行きたい!今回行けなかったところ行きたいよね!」
「フツーに3泊4日じゃ足りない」
「私、今度は嵐山とか行ってみたいなあ」
「あー確かに!行けなかったよね」
3人はすぐに笑顔になると、口々に話し始めた。
……あ、今、無意識に、自分の気持ち言ってた…
………そっか、だから3人とも少しびっくりしてたのか……
……でも、変な空気にならなくてよかった…みんな笑って話し続けてるし、よかった……!
そのまま会話は盛り上がり、時間はあっという間に過ぎた。
「……あ、やば、もう日付変わってるじゃん」
「うそマジ?…うーわほんとだ」
スマホでふと時刻を確認すると、ため息をつく。
「そろそろ寝ないとだよねー」
「だよね、寝坊したらマジ笑えないし」
「じゃあ寝ますかー…てかあたし起きなかったらみんな叩き起こしてね!」
「おっけ了解!百叶も柚もよろしく!」
「う、うん、わかった…!」
3人がそれぞれのベッドに入る中、私も明日の準備の確認をしてすぐにベッドに入った。
……本当に、楽しかったなあ…
こんなにあっという間な3日間はなかった。
楽しかった時間を思い返しながら、私はゆっくりと目を閉じた。