We can change〜仲間がいる限り〜
「私……前の学校でも友達が作れなくて……いつも一人で寂しかった。でも、うまく人と話せなくて……。ここで変わるんだって決めてたのに、友達が結局できていなくて……」

メイは肩を震わせて泣き始める。オズは記憶を辿っていった。確かにメイが人と話しているところは少ない。しかし、メイに一人の生徒が話しかけて一緒に笑っている時もある。

「メイ、あなたに話しかけてくれる人がいるわよね?」

「はい……!同じクラスの子です」

メイの瞳は真っ赤になっている。オズは優しく微笑み、言った。

「その人と話をしている時、メイはとても楽しそうだわ。ああやって共に喜び合える人を友達というんじゃないかしら?」

「えっ……」

メイの涙が止まる。オズは「人は簡単には変われないわ。でも、変わろうとしたあなたはとても立派よ」とメイの手を握る。

「先生、ありがとうございます……」

メイはオズに暗い表情ではなく、笑顔を見せる。その笑顔はまるで花のように美しいものだった。
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