こじらせ社長のお気に入り
「……そうだな」

「お前の答え、そればかりだな」

「そうだ……あっ……」

瑞樹に呆れた目を向けられる。

「すまん。これでも、瑞樹と葵ちゃんには感謝してるんだ。ゆっくり考えてみるよ。自分の身の振り方をさ」

「ああ。どんな答えを出しても、俺らは応援するさ。親友として」

「ありがとう」












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