こじらせ社長のお気に入り
でも……すごく心地良かった。
たぶん、頭も撫でられてたんだと思う。
男の人にあんなふうに甘やかされたのは初めてで、その心地良さがちょっと癖になりそうなぐらいだった……
って……
ダメだダメだ。
私は仕事一筋って決めたんだから。癖になりそうとか、ないない。
「笹川ちゃん。なに1人で百面相してるの?」
「へ?」
いけない。自分の世界に入っていたみたいだ。
「な、なんでもありません。か、帰ります」
もう席を立ち始めている人もいる。
ほとんどの人が駅へ向かうはずだから、私もその流れについていかないと。
「おっと、危ない」
立ち上がって一歩踏み出したところで、よろけてしまった。思いの外、酔ってるようだ。倒れそうになったところを、社長に支えられてしまう。
たぶん、頭も撫でられてたんだと思う。
男の人にあんなふうに甘やかされたのは初めてで、その心地良さがちょっと癖になりそうなぐらいだった……
って……
ダメだダメだ。
私は仕事一筋って決めたんだから。癖になりそうとか、ないない。
「笹川ちゃん。なに1人で百面相してるの?」
「へ?」
いけない。自分の世界に入っていたみたいだ。
「な、なんでもありません。か、帰ります」
もう席を立ち始めている人もいる。
ほとんどの人が駅へ向かうはずだから、私もその流れについていかないと。
「おっと、危ない」
立ち上がって一歩踏み出したところで、よろけてしまった。思いの外、酔ってるようだ。倒れそうになったところを、社長に支えられてしまう。