新婚未満のかりそめ初夜~クールな御曹司は淫らな独占欲を露わにする~
「今夜は疲れているだろうから我慢していたのに、そんなことを言われたら寝かせてやれそうにない」

「えっ? きゃっ!?」

 あっという間に組み敷かれた私は、茫然と彼を見つめる。

「また涼を好きにさせられた。……本当、もう涼がいない人生なんて無理だ」

 吐息交じりに言うと、ジョージさんはそっとキスを落とした。リップ音を立ててすぐに離れていく唇。でも少しでも動いたら唇が触れる距離に彼の顔があって、微動だにできなくなる。

「ジョ、ジョージさん……?」

 胸を高鳴らせながら名前を呼ぶと、再び塞がれた唇。次第に口づけは深くなり、口を割って入ってきた彼の舌が執拗に責め立てる。

「好きだよ、涼」

 キスの合間に囁かれた愛の言葉。

 私だって同じ気持ちだ。日に日にジョージさんのことを好きになっているし、彼のいない人生なんてもう考えられない。

 ジョージさんと同じですってことを伝えたくて、彼の首に腕を回してしがみつく。

「私も大好きです」
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