一生ものの恋をあなたと
「え!
ちょっと待って!
蓮くんっ⁉︎
愛に会うんじゃないの⁉︎」

「……ウーン…会いますよー。
愛、取り戻すんです…よー。」


えぇ⁉︎
ちょっと待って!

「蓮⁉︎」

「あ、愛!
………ごめん、蓮くん寝ちゃった。」

ベッドルームから飛び出して行ったけど、
時すでに遅し。
蓮はスカーッと、ソファに倒れ込んで寝てしまっている。

「あーあ、ミモザ半分でこれか〜。
本当にアルコール弱いんだね。」

「……櫂人くん、今の話…」

「うん。俺に出来るのはここまで。
申し訳ないけど、この酔っ払いのお世話、
頼めるかな?」

「櫂人くん…」

「愛の方の行き違いの理由、きっと言いたい事
いっぱいあると思う。
コレ、起きたら話し合ってみて。
いや、文句があるなら、ぶつけたらいい。
2人で答え合わせしなよ。
間違いは正して、それからどうするかは、また考えればいい。
蓮くんとは、まだ会うの2回目なんだけど、
いい子だよ。
真っ直ぐで、一途な子だ。」

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