鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛
――じょっ、冗談じゃない。意地悪な鬼畜のことだ。そんなこと許したら、何をされるか分かったもんじゃない。
「わっ、分かったわよ。こうすればいいんでしょ?」
鬼畜の視線から視線をそらして、思い切るように両手を身体の横に下ろし、脚も真っ直ぐに伸ばして見せれば。
一瞬、残念そうな表情をチラつかせた鬼畜が再び恍惚の表情を満面に湛えて、聞かされているこっちが恥ずかしくなるようなことを平然と言ってのけるのだった。
「いい眺めです。とっても綺麗ですよ? それにとても豊かで柔らかくて、乳首も綺麗な色ですし、なにより感度がすこぶる良くて、本当に素晴らしい胸です」
「////……もう、ヤダッ。いちいちそんなこと言わないでッ!」
それだけでも恥ずかしいというのに、鬼畜の言葉に下腹部が勝手に疼いてジュワっと蜜が滲み出てきてしまい。脚にグッと力が入る。
堪り兼ねた私が発した言葉なんて聞こえないかのように、唐突に、素知らぬ顔で組み敷いた私の身体に覆いかぶさってきた鬼畜。
鬼畜の行動に驚いてしまった私は、大袈裟なくらいにビクッと身体を跳ね上がらせてしまっていた。