鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛

 にっこりと笑みを浮かべてキスをしてくれた後で。

「痛みがあってはいけないので、もう少しだけ解しておきますね」

 さっきと変わらず余裕なさ気な声音で、それでも私の身体への負担を気遣ってくれる隼の優しさに、またまた胸がキュンとなる。

 ――そんなのもうどうでもいいから速く隼が欲しい。

 そうは思いながらも、隼の気遣いを無下にもしたくないから、浮かんだ願望は飲み込んで、素直に隼に身を委ねてされるがままでいると。

 ゆっくりと私の足の間に顔を埋めた隼が恥ずかしい場所を舐めあげてきて、「ひッ」という頓狂な声が口から洩れてしまった。

 恥ずかしいと思うのに声と一緒に跳ね上がってしまった腰を自分じゃどうすることもできない。

 ただただ隼に与えられる快感の波にさらわれてしまわないように抗いつつ、せめて声だけでも何とかしようと、拘束された腕に口を押しあて声を抑えることしかできないでいる。

 その間にも隼の愛撫は続いていて、丁寧にあたかも花弁を一枚一枚核心を暴くようにして舌先で捏ねられれば、快感の波にさらわれてしまった私は呆気なく達してしまっていて。

 そこに狙いを定めていたかのような絶妙なタイミングで腰を押し進めてきた隼に、躊躇なく一気に貫かれてしまっていたのだった。

「――ひぁんッ!?」


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