鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛
当然、隼がやる気を出して、思う存分やりたいようにしてもらえるように……そう思っての言葉だ。
それなのに隼ときたら。
急に私のナカからさっさと退いて、うつ伏せだった私の身体を反転させると、そのまま身体の上にのしかかってきた。
それから私の頭を抱え込むようにして腕に閉じ込めると、苦しげな声音を響かせたのだ。
「侑李さんがセフレにまで嫉妬してくれて嬉しかったし。侑李さんの不安を少しでも解消できるならと、言われたとおりにしましたけど。本当は、こんなふうに侑李さんのことを穢したくないんです。お願いですから、これ以上僕を煽るようなことを言わないでください」
確かに嫉妬がきっかけだったけれど、隼のことを知りたいって思ってのことだったのに。
ちゃんと私の想いが通じたと思っていたのに……。
隼は表面上そうしてくれていただけで、本当はそうじゃなかったらしい。
それどころか、今更になって隼は私のことを"穢したくない"なんて言ってくるし。
ただただショックでしかなかった。
これまで最高潮だった気持ちが、潮が引くみたいに、一気に冷めた気がした。
セフレには、本当の姿を曝け出せたのに、私にはそれができないなんて、なんだか拒絶されたようにしか思えなかったからだ。