鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛

 深くて甘い口づけを交わしたあとには、

「そんな可愛いこと言われたら、止まらなくなってしまうでしょう?」

放ってきた言葉同様に、もう堪らないっていうような余裕なさげな切羽詰まった口ぶりで、そう言ってきたかと思えば、首筋にむしゃぶりついてきた。

 同時に、隼の言葉を裏付けるようにして、私のナカで存在感を増す隼の昂ぶりに、なんとも形容しがたい愛おしさが込み上げてくる。

「あっ、今……おっきくなった。私の言葉に反応してくれてるんだ。メチャクチャ嬉しい」

 思わず、はしゃいだ声を出してしまった私のその声を聞いた途端、またまた私のナカで大きく拍動した隼の昂ぶりは猛々しさを増すばかりで。余計に愛おしさが込み上げてくる。

 そこへ、今度は、これ以上にないってくらいに膨張し続ける昂ぶりと同様に、もう余裕なんて微塵も感じられない、切羽詰まった様子の隼から、

「そんなふうに言われたら、メチャクチャにイジメたくなってしまうでしょう?」

そんな加虐心満載な言葉が返ってきて。

 そんなことを言いつつも、なんとかして、私のために、必死になって理性を抑えようとしてくれている隼の優しさが窺えて、ますます愛おしさは増すばかりだ。

 そんな私は、隼のことをわざと焚きつけるような言葉を放つのだった。

「何度も言ってるでしょ? 隼にならどうされても平気だって。いちいち気遣わなくていいから、私のこと好きなら速くメチャクチャにしなさいよッ」
< 364 / 619 >

この作品をシェア

pagetop