【紙コミックス①②巻発売中】鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛
もしかして、私の反応を試したってこと? それに、何勝手に決めつけてんのよ!
あんなに隼のことを受け入れたいって言ったのに。こんな格好までしてるっていうのに。
それを、『それぐらいのもの』だなんて、あんまりだ!
自分勝手に別れを切り出した自分のことなど棚に上げて、いつものごとくカッとなった私は、感情のままに怒りをぶつけることしかできない。
「私のこと試すなんて酷いッ!」
『それに、それぐらいの気持ちってなによ? こっちの気も知らないでッ!』そう続けようとするよりも先に、隼の声が被せ気味に放たれて。
「試すようなことをしたのは悪かったと思いますが、どうせ、僕の見かけに惹かれただけで、僕の中身なんて見てはいなかったのでしょう? 王子様みたいだと言ってましたし。それくらいの気持ちなら、今のうちに僕とは別れた方がいいと思ってのことです」
またしても、見当違いなことを言ってきた隼。
確かに、初めはそうだったかもしれない。ギャップには何度もときめいちゃったし。
でも、それだけじゃない。