鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛
……自分のことなどスッカリ棚に上げて、胸の内で毒づきつつも、隼のそういう臆病で不器用なところが、どうにも愛おしくて可愛いくってしょうがないーー。
なんてことを、私がひとりの世界で繰り広げているところへ。
「そんなに我を忘れてしまうくらいバイブがいいですか?」
隼の不機嫌そうな声音が割り込んできて、ハッと我に返ったなんともマヌケな私は、
「ーーへ!? ち、違うッ! こんなのより隼のほうがいいに決まってんでしょッ!」
ようやっと否定することができたのだけれど。
隼からは、そんな言葉だけでは信用できない、とでも言うような言葉が返されるのだった。
「そうですか。なら、侑李さんがどれほど僕のことを求めてくれているのか態度で示してください」
でもどうすればいいかが分からなくて。
「……え? 態度で示すってどうやって?」
首を傾げつつも聞き返した私の元には、
「今から僕の目の前で、自らこのバイブを使って自慰をして見せてください」
更に意地悪な言葉が返ってきたものだから、あまりの羞恥に、瞬く間に全身が火を噴いちゃうんじゃないかってくらい熱くなってきた。