鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛
一気にまくし立てた所為で、興奮冷めやらず。上がった心拍数と乱れた呼吸を落ち着けようとふうと大息をついた。
そこにまだ半信半疑って表情を携えた隼が問いかけてきて。
「……一生ってことは、僕と結婚してくれるってことですよね?」
……もう、何度言わせれば気が済むのよ。
とは思いつつも、自分の性癖のことでずいぶんと悩んできたようだし。私も『不感症の欠陥品』だって思い込んで悩んでたから、隼の気持ちが分からないわけじゃない。
それに、いつもの如く怒りにまかせて突っ走ってしまった私の言動は勢いで言ったとも取れる。それで隼の不安を煽っているのかもしれないし。
ここではっきり伝えておかなければ。そう自分に言い聞かせ、極力穏やかな口調で隼にも言い聞かせるようなつもりで、自分の想いを紡ぎ出したのだった。
「そう。私は隼と結婚したいって思ってるし、いずれは隼の子供も欲しいって思ってる。それに、性的嗜好なんて人によって違うのが普通だと思うし、隼の性癖だってそんなに特殊じゃないと思う。だから、欠陥品なんて二度と言わせないから覚悟してって言ったの。分かった?」
私の言葉を聞くやいなや隼は途端になんとも嬉しそうに、にっこりとあのキラースマイルを満面に綻ばせて。
「はい、覚悟します」
すぐに素直に答えてくれた隼は、私のことをぎゅうっと逞しい腕の中に包み込んでくれている。