鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛

「そうでしたね。じゃぁ今から僕が侑李のことを束縛して、侑李のことをどれほど好きかを教えて差し上げます」

 隼が怒りだした時にはどうなっちゃうかと思ったけど、どうにかこうにか軌道修正できて隼にバトンタッチしたのだった。


 あの後、いつぞやのように食いしん坊の私のお腹が盛大な悲鳴をあげたせいで、簡単な夕飯を済ませてから寝室へと移動して。

 スーツのジャケットだけを脱いだ私は、衣服を着たままの状態で隼によって麻縄で束縛され、現在ベッドの縁に腰を下ろしている。

 いつも通り足は自由になるが、上半身は胸元から腰元まで横方向にグルグルと麻縄が巻かれ、両腕も背中側で纏められているため自由はきかない。

 傍《はた》から見れば、正面に立っている隼に人質にでもされているような格好にしか見えないだろうけど、隼の愛に包まれているようで幸せな心地だ。
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